はじめに
食物アレルギーが増える中、アレルギー反応のサインを見分け、原因となった食品を特定することが重要です。健康効果が注目される緑茶の消費が増える一方で、緑茶に対する疑いのあるアレルギーも増えているようです。
アレルギーの判別方法
食物アレルギーかどうかを判断するには、食事から可能性のあるすべての原因食品を除去する必要があります。代表的な食物アレルギーは小麦・グルテン(小麦、ライ麦、大麦、オート麦製品に含まれる)、卵、乳製品、甲殻類、大豆、ナッツ類(ピーナッツと木の実)です。緑茶は一般的なアレルゲンではありませんが、何にでもアレルギーは起こり得ます。緑茶アレルギーの症状としては、発疹・じんましん、唇や舌の腫れ・灼熱感・しびれ、呼吸困難(喘息発作を伴うことも)、腹痛、嘔吐、下痢などがあります。呼吸に関わる症状や失神、血圧急降下を伴う反応は非常に重篤で、命に関わる可能性があります。
注意すべき点
緑茶にアレルギーがある場合、症状は飲んでから数分以内に現れることもあれば、数時間後に出ることもあります。緑茶に含まれる主なアレルゲンとしては、カフェインとタンニンがしばしば指摘されますが、これらはすべての茶葉に共通しています。茶葉は同じ植物(カメリア・シネンシス)から作られるため、緑茶だけでなく、紅茶や烏龍茶などすべての茶類を避ける必要があります。加工度の違いで茶の種類が分かれ、緑茶は最小限の加工、紅茶は完全に発酵させたものです。
結論
緑茶がアレルギーの原因である場合でも、逆に緑茶はアレルギーを抑える効果があるとされています(例:咳やくしゃみ、目のかゆみなど)。自分が緑茶アレルギーかどうかを確かめるには、アレルギー専門医を受診し、他のアレルギーがないかも合わせて検査してもらうことが重要です。
警告
緑茶は飲料としてだけでなく、健康食品やスナック、サプリメント(例:エピガロカテキンガレート(EGCG))などにも使用されています。したがって、緑茶を含む食品は避けるよう注意が必要です。
