一般的なアレルギーとその症状
種類
空気中の刺激物(花粉、ペットのフケ、カビなど)へのアレルギーは最も一般的です。植物、石鹸、染料、その他の化学物質に対する皮膚アレルギーも頻繁に見られます。食物アレルギーは、卵、魚、乳、小麦、ピーナッツ、木の実、カニ、エビ(その他甲殻類)、大豆が主な原因です(FDAによる)。
症状
花粉アレルギーは風邪に似た呼吸器症状を引き起こします。くしゃみ、咳、目のかゆみが一般的です。通常は命に関わりませんが、喘息患者は重篤な発作を起こすことがあります。
食物アレルギーの症状は、胃痛、下痢、嘔吐などの消化器症状や、じんま疹などの皮膚症状から、組織が腫れ気道が狭くなるアナフィラキシーまで多様です。アナフィラキシーは血行性ショックや死亡に至る危険があります。
皮膚アレルギーは、アレルゲンと接触した部位に赤くかゆい発疹として現れます。全身に広がる発疹は、食物アレルギーなど体内で起こる全身性の反応を示すことが多いです。石鹸や洗剤に含まれる染料や香料が原因になることが一般的です。
予防・対策
まずは何に対してアレルギーがあるかを特定することが重要です。軽度の食物アレルギーは症状が軽く、原因と結びつきにくいため見過ごされがちです。皮膚に少量のアレルゲンを付けて赤みやかゆみが出るか確認する「スキンテスト(プリックテスト)」が有効です。
治療法
呼吸器や皮膚のアレルギーは、市販の抗ヒスタミン薬で改善することが多いです。皮膚の発疹には抗ヒスタミン軟膏が有効です。
花粉やハウスダスト、カビ、虫刺されなど慢性的・重度のアレルギーには、アレルギー免疫療法(アレルギーショット)が有効です。アナフィラキシーの際は、まずエピネフリン自己注射(エピペン)で応急処置し、必要に応じて医療機関での救命処置(気道確保、入院)が必要です。
留意点
重篤なアレルギー反応は突然起こることがあります。例えば、ミツバチに刺された経験がなくても、時間とともにアレルギーが形成され、再度刺されると危険な反応を起こすことがあります。アナフィラキシーの症状(腫れ、呼吸困難、発疹など)が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
