カビ曝露による症状
影響
カビに過敏な人が接触すると、鼻づまり、皮膚や目の刺激などの症状が現れます。多くは軽度ですが、発熱、息切れ、肺のカビ感染といった重篤な反応が出ることもあります。また、下痢、食欲不振、嘔吐、記憶障害、首や脇のリンパ節腫脹、呼吸障害、耳感染なども報告されています。最悪の場合、失明、脳障害、がん、死に至ることもあります。
重要性
誤ってカビを摂取すると中毒を起こすことがあります。ニューヨーク州保健局によると、カビが生えた穀物を食べたことで中毒症状が報告されています。呼吸器疾患やアレルギー、免疫障害を抱える人は、カビ曝露時に症状が出やすい傾向があります。
分布
カビは湿度の高い環境で繁殖しやすく、骨董品店、製粉所、建設現場、花屋、温室などでよく見られます。住宅内では、浸水や屋根の漏水、湿った地下室、キッチンや浴室の蒸気、濡れた衣類などがカビの発生を促進します。
留意点
カビに曝露し症状が出たと感じたら、まず医師に相談してください。必要に応じて、カビアレルギー専門医や感染症専門医への紹介が行われます。
予防・対策
カビが繁殖しやすい森林や草刈り後の堆肥などの場所への立ち入りを控えることで曝露リスクを減らせます。発見したカビは、漂白剤と水、または石鹸と水で除去しましょう。室内の湿度を40〜60%に保ち、濡れたカーペットは交換し、湿度の高い季節はエアコンや除湿機を使用することが有効です。カビは毛羽立ったように見えたり、変色やぬるぬるした感触があるので、見た目で判別できます。
