重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)への対処法
はじめに
アレルギー反応は軽いかゆみから命に関わる重篤な症状までさまざまです。特にアナフィラキシーと呼ばれる重度の反応は、迅速な対応が求められます。以下では、本人または周囲の人が取るべき具体的な手順をわかりやすくまとめました。
対処手順
ステップ1:アナフィラキシーという用語を理解する
アナフィラキシーは最も重いアレルギー反応で、緊急医療が必要です。用語を知っておくと、救急隊員への説明がスムーズになります。
ステップ2:重度反応のサインを見分ける
症状としては、めまい・失神、顔色が青白くなる、呼吸困難、咳、舌や喉の腫れ・締め付く感、言葉が出にくくなるなどがあります。
ステップ3:エピネフリン自己注射器(エピペン)を探す
アレルギー既往のある人は常にエピペンを携帯しています。持ち物やバッグの中をすぐに確認し、見つからない場合は周囲に尋ねましょう。
ステップ4:エピペンを投与する
まず、エピペンのキャップを外し、太ももの外側(大腿の中部)にしっかりと当てて勢いよく押し込みます。10秒間押さえた後、ゆっくり抜き、さらに10秒間注射部位をマッサージします。
ステップ5:救急電話(119)をかけ、応急処置を続ける
エピペンがない場合や投与後でも、すぐに119へ電話し、救急隊が到着するまで以下を行います。
・患者を仰向けに寝かせ、脚を少し上げる
・呼吸が楽になる姿勢を確認し、必要なら位置を調整
・意識がなくなったら心肺蘇生(CPR)を開始し、救急隊が来るまで続ける。
