認知症スケールの見方と各段階の特徴
はじめに
米国だけでも5百万人以上が認知症を患っています。認知症にはさまざまなタイプがあり、症状の出方も人それぞれです。ご本人やご家族が認知症検査を受けた場合、スケールの数値を理解しておくと、現在の病状や今後の進行を把握しやすくなります。詳しい評価は必ず医師と相談してください。
認知症スケールの段階
軽度(0〜5点)
この範囲のスコアは「軽度認知症」を示します。患者は物を置き忘れたり、時間感覚が曖昧になったり、時折迷子になることがあります。症状の進行が緩やかであるため、単なる「老化」と見なされがちですが、注意深く観察することが重要です。
中等度(6〜11点)
中等度のスコアは日常生活の自立度が低下していることを示します。朝は比較的機能が保たれていても、夕方になると症状が悪化する「サンセット症候群」や、外出中の迷子、学習能力の低下、時に敵対的・攻撃的な行動が見られることがあります。
重度(12〜17点)
重度認知症では、身近な家族すら認識できなくなり、所在不明感や言語障害が顕著になります。トイレに自力で行くといった基本的な身体機能も次第に衰えていきます。
医師との相談が鍵
認知症スケールはあくまで目安です。具体的な治療方針や支援策は、医師の診断とご本人・ご家族の生活環境を踏まえて決定されます。疑問や不安がある場合は、遠慮せずに専門医に相談しましょう。
