アルツハイマー病の兆候・症状・進行段階
アルツハイマー病は脳の神経細胞が徐々に失われ、記憶や認知機能が低下する進行性の疾患です。初期の軽い忘れから始まり、症状が進行すると日常生活全般に支障をきたし、最終的には死亡に至ります。
主な兆候
- 新しい情報や最近の出来事を思い出せない
- 慣れ親しんだ作業を行うのが困難になる
- 言葉が出にくい、会話がうまくできない
- 時間や場所の感覚が混乱する
代表的な症状
- 抽象的な思考や概念的な判断が困難になる
- 同じ物を何度も置き忘れるなどの反復的な行動
- 性格や行動が急変し、判断力が低下する
- 意欲やエネルギーが減退し、無気力になる
進行段階
ステージ1(発症から約2〜4年)
- 最近の会話や出来事を忘れやすくなる
- 同じ質問を繰り返すことが増える
- 言語表現や理解が困難になる
- 手と目の協調が取りにくくなる
ステージ2(発症から約5〜7年)
- 記憶喪失が広範囲に及び、言語や判断が混乱する
- 時間や場所の認識が曖昧になる
- 慣れた場所でも迷子になることがある
- 睡眠障害やうつ、無関心、怒りなどの気分変動が顕著になる
ステージ3(末期、残り数年)
- 時間感覚が失われ、身近な人や場所を認識できなくなる
- 言語能力がほぼ失われ、歩行や日常動作が困難になる
- 激しい気分変動やせん妄が起こり、嚥下障害や失禁、全身の衰弱が進行する
