認知症患者を長期介護施設に入所させる方法
認知症の家族がいることは心が痛む状況です。診断が下されると、患者本人だけでなく、家族全員の生活が大きく変わります。認知症の初期段階ではまだ比較的自立していますが、病状が進むにつれて長期的な介護の計画を立てる必要があります。安全と健康を守るために、適切な長期介護施設への入所を検討しましょう。
施設の選び方
施設を探す
病状が進み、健康が衰えてくる時期に備えて、介護が難しいと判断したら、早めに施設探しを始めましょう。
希望する介護レベルを決める
自立した生活が可能な「介護付き住宅」や、医療スタッフが常駐しフルケアを提供する「老人ホーム」など、必要に応じて段階的に移行できる施設もあります。
保険の適用範囲を確認する
メディケアや民間保険でカバーされる介護サービスや、対象施設の条件を事前に調べておきましょう。
施設見学を行う
認知症・アルツハイマー対応の有無や、徘徊防止の施錠されたユニットの有無、活動プログラムなどを直接確認します。
予告なしで訪問して雰囲気を把握する
通常営業時に施設を訪れ、清潔さや居住者の様子、スタッフの対応を90分程度観察し、日常の雰囲気を掴みます。
他の入居者家族と話す
実際に利用している家族の満足度や、医師・老年医学専門家の推薦を聞き、施設の許認可や過去の違反履歴もチェックします。
入居施設を決定し手続きを進める
立地や訪問しやすさを考慮し、必要書類(財務状況、医師の評価など)を揃えて入所申し込みを行います。待機リストがある場合は預かり金を支払うことがあります。
施設への移動
荷物の準備
持ち込める私物のガイドラインを確認し、必要なものだけを整理して梱包します。
入居時に寄り添う
入居手続きの間は本人のそばに付き、荷物を解きながら安心感を与え、前向きな雰囲気を保ちます。
スタッフへの情報提供
日常の習慣、食事の好み、好き嫌い、行動パターン、友人関係、誕生日や家族の名前などをまとめたガイドラインを作成し、スタッフに渡します。
定期的に訪問し交流を続ける
できるだけ頻繁に訪れ、食事や映画、手芸などの活動に参加し、写真や思い出の品を持参して会話を促します。花や手紙で気持ちを伝えることも効果的です。
