アルツハイマー病の主な症状と進行段階
アルツハイマー病は加齢に伴う変性疾患で、脳細胞が死滅し脳が萎縮します。年齢とともに多少の記憶力低下は普通ですが、アルツハイマー病では初期に小さな記憶の抜けが頻繁に起こり、次第に重篤化します。
記憶障害
- 身近な場所や人物の名前を忘れやすくなり、言いたいことや表現方法が思い浮かばなくなることがあります。
方向感覚の喪失
- 日時や現在地が分からなくなり、認識できるのは「今」だけになることがあります。子どものように現在の感覚にとどまる傾向があります。
苛立ち・情緒不安定
- 記憶力低下に対する不安からイライラや怒りが増し、場合によっては攻撃的になることもあります。うつ状態や睡眠障害、食欲不振、日常的な身だしなみの困難も見られます。
身体機能の制御喪失
- 病状が進行すると排泄や言語のコントロールが難しくなります。
末期症状
- 頻繁に眠り、常に介護が必要となります。体力が著しく低下し、呼吸器系や皮膚感染症など合併症を起こしやすくなります。
