側頭動脈炎の予後と主な合併症について
予後
早期に診断し、適切な治療を開始すれば、側頭動脈炎の予後は概ね良好です。治療開始から数週間で症状が大幅に改善する患者が多数です。ただし、一部の患者では症状が残存したり、再発することがあります。
主な合併症
視力喪失:眼球に血液を供給する動脈が炎症で障害されると、失明につながります。早期治療でも起こり得る最も深刻な合併症です。
脳卒中:脳へ血液を送る動脈が炎症を起こすことで、脳卒中のリスクが高まります。
大動脈瘤:体内最大の動脈である大動脈が炎症を受けると、瘤(動脈瘤)を形成し、生命を脅かす可能性があります。
治療と経過観察
側頭動脈炎患者は、医師による定期的なフォローアップが必須です。治療効果の確認と、上記の合併症が発生していないかのチェックを継続的に行うことで、重篤な事態を未然に防ぐことができます。
