食欲不振による骨減少症・骨粗鬆症の治療法とは?
摂食障害、特に神経性無食欲症はカルシウム不足や栄養不良、低体重が原因で骨密度が低下し、骨減少症や骨粗鬆症へと進行します。症状は進行するまで自覚しにくいですが、早期の総合的な治療が骨の強さと密度を回復させます。
体重
- 体脂肪率を正常範囲に戻すことが骨量回復に重要です。思春期の女子は約17%、成人女性は22〜25%を目安にしましょう。
食事
- カルシウムとビタミンDを豊富に含む食事を心がけます。カルシウムは骨と歯の健康に、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨形成を助けます。
運動
- 適度な負荷をかける運動は骨強度を高めます。無食欲症の方に適した運動例は、ウェイトトレーニング、ウォーキング、階段昇降、ダンスなどです。
生活習慣
- 喫煙は骨を弱めるため、禁煙が推奨されます。また、過度の飲酒も避け、バランスの取れた生活を心がけましょう。
治療
- 骨粗鬆症の薬剤(ビスフォスフォネート系薬や選択的エストロゲン受容体モジュレーターなど)を使用して骨吸収を抑制します。エストロゲン補充療法も骨密度維持に有効です。
