子どもがMDIとスペーサーを正しく使う方法
定量吸入器(MDI)は、喘息患者にエアロゾル薬を届けますが、幼児は正しく吸い込めず、十分な量が得られないことがあります。スペーサーは吸入器に取り付ける装置で、エアロゾルを溜めてから吸い込むことができ、薬の吸入を容易にします。MDIとスペーサーを使用する際は、必ず子どもの吸入を見守り、正しい手順で行われているか確認しましょう。
使用手順
- 吸入器を3〜4回振り、スペーサーのマウスピースのキャップを外します。
- 吸入器本体をスペーサーの反対側に差し込みます。
- 子どもに息を吸う前に、MDIのマウスピースから離れた方向へ息を吐かせます。
- MDIのマウスピースを子どもの口に入れ、唇でしっかりと密閉させます。
- 吸入器の上部ボタンを1回押し、薬剤をスペーサーに放出します。
- 子どもにゆっくりと深く息を吸わせ、スペーサーと吸入器を外します。吸い込みが速すぎると、装置から笛のような音がします。
- 息を止めるよう指示し、5秒間(可能であれば10秒まで)息を止めさせます。数を数えるときは「1頭のゾウ、2頭のゾウ…」などと黙って数えさせると効果的です。
- 口ではなく鼻からゆっくりと息を吐かせます。
- 医師が1回に2回の吸入を指示している場合は、次の吸入まで30秒待ちます。
以上の手順を守り、正しく薬を吸入させることで、喘息のコントロールが向上します。
