熱誘発性喘息(運動誘発性喘息)の対策と治療法

熱誘発性喘息(運動誘発性喘息)は、運動中に肺が加熱され急速に呼吸が増えることで、気道が炎症を起こし呼吸困難になる状態です。慢性喘息患者の約80~90%がこのタイプを併発していますが、喘息の既往がなくても運動時に症状が出ることがあります。

症状の予防

  • 運動前に短時間作用型吸入気管支拡張薬(例:サルブタモール)を使用すると、発作の予防が期待できます。運動の15分前に吸入し、約4時間効果が持続します。マスト細胞安定化薬も同様の予防効果があります。

    長時間の症状緩和が必要な場合は、長時間作用型β2刺激薬やロイコトリエン受容体拮抗薬を運動前に使用します。これらは12〜24時間効果が続きます。

毎日の投薬

  • 運動時だけでなく日常的に症状が出る場合は、医師の指示に従い日常的な吸入ステロイド薬を使用します。気道の炎症を抑えることで、喘鳴や呼吸困難を軽減できます。また、重度のアレルギー症状がある方にも有効です。

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