Foradil 吸入器の使用指示
Foradilは、Schering‑Plough社が製造する気管支拡張薬のブランド名です。一般名はフロモテロールフマル酸塩で、白色から黄みがかった粉末として提供され、エアロライザー吸入器を用いて局所的に吸入します。
使用目的
Foradilは呼吸器疾患の症状緩和に用いられます。主な適応は以下の通りです。
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 運動誘発性気管支痙攣(EIB) – 運動開始約15分前に使用
- 喘息(予防目的)
1回の投与間隔は最低12時間です。通常は1日2回、朝と夕方に使用しますが、医師の指示がある場合はそれに従ってください。喘息発作時に使用する救急吸入器など他の薬を併用している場合は、必ず医師に相談しましょう。
使用方法
- エアロライザーのウェルにForadilカプセルを入れ、口に合わせます。
- 吸入器のボタンを押し、すぐに離すとカプセルが破砕され、薬剤がエアロゾルとして放出されます。
- マウスピースからゆっくりと吸い込みます。
必ずメーカーが提供するエアロライザーを使用し、カプセル挿入時は手を清潔かつ乾燥させてください。カプセルは吸入専用であり、口に含んだり飲み込んだりしてはいけません。1回の投与で使用するカプセルは1個だけです。
使用時のリスク
以下の方はForadilの使用を避けるべきです。
- 重度のCOPD患者
- 既に喘息発作が起きている方(予防目的のみ)
- 高血圧、妊娠中、授乳中、アレルギー体質、てんかん、糖尿病、甲状腺機能障害のある方
主な副作用には胸痛、血圧低下、動悸、神経過敏、窒息感、呼吸困難、喘息症状の悪化、頻尿、空腹感、渇きなどがあります。重篤な症状が現れた場合は直ちに使用を中止し、医師の診察を受けてください。軽度の副作用としては背部痛、筋肉痙攣、倦怠感、胃痛、めまい、頭痛、不眠、口渇、咽頭痛、咳、鼻づまり、声の変化、皮疹などがあります。
