喘息の管理と維持のポイント
はじめに
喘息は気道の炎症により、気管支が一時的に狭くなり、痰がたまることで息切れや咳、息苦しさ、酸素不足、場合によっては呼吸停止に至ることもある慢性疾患です。発作はトリガーを避け、医師と管理計画を立てることで予防できます。
必要なもの
- メンテナンス用吸入器(コントローラー)
- 救急用吸入器(速効型)
- メンテナンス用薬剤
手順
-
自分の発作トリガーを把握し、できるだけ回避します。主なトリガーはほこり、ペットのフケ、花粉です。その他、カビ、ストレス、冷たい空気、化学物質、特定の食品、運動、風邪やインフルエンザなどがあります。防止策として、ダニ防止カバーの使用、室内湿度管理、症状を引き起こすペットの除去などが有効です。
-
喘息症状が出たらすぐに医師を受診します。医師はアルブテロールを含むネブライザー治療を行い、気道を迅速に拡げます。急性症状が頻繁に起きる場合は自宅用ネブライザーが処方されます。ネブライザーは薬剤を霧状にして肺に吸入させ、呼吸を落ち着かせ、痰を咳き出すのを助けます。主な薬剤はプロベンティルやベンチリンなどのアルブテロール製剤です。
-
医師の指示通りに薬を服用し、喘息のコントロールを維持します。長期管理薬(コントローラー)としては、ステロイド系(例:アドバイア)、吸気性支気管拡張薬(例:アトロベント)、抗ヒスタミン薬などがあります。救急用吸入器(速効型)は発作時に使用し、気道を速やかに開きます。代表的な救急吸入器はアルブテロール製のプロエアで、スパイサー(スペーサー)と併用します。使用手順は、スパイサーの開口部にノズルを取り付け、口に当てて息を吐き、吸入器を押し下げて薬剤を噴射し、ゆっくり深く吸い込みます。30〜60秒待ってから必要に応じて繰り返します。
-
可能な限り風邪などの感染症を予防します。喘息患者は風邪が重症化しやすく、痰が増えて発作を誘発しやすくなります。
