自閉症啓発月間の活動
自閉症は米国で110人に1人の子どもが罹患する障害で、症状は人それぞれ異なります。関係構築や想像的な遊びへの興味が薄い、目線が合わない、言語発達が遅れる、同じ動作や言葉を繰り返すといった初期サインが見られます。根本的な治療法はありませんが、早期に支援を始めれば効果的に症状を緩和できます。4月は自閉症啓発月間であり、理解と治療の質を高めるための情報発信が行われます。
バウンス・フォー・オーティズム(Bounce For Autism)
全米自閉症協会は、インフレータブルのバウンスパーティーを開催するPump It Upと提携し、全国で100件以上のチャリティイベントを実施しています。家族全員で楽しめるこのイベントは、自閉症研究への寄付金を集めることが目的です。公式サイトで近隣の開催情報を確認し、チームを結成して参加しましょう。近くにイベントがない場合は、地域で独自にバウンスファンドレイザーを企画することも可能です。
感覚配慮型映画(Sensory Friendly Films)
映画館の大音量や狭い座席は自閉症の子どもにとって過酷です。全米自閉症協会はAMCシアターと協力し、音量を下げ、照明は暗くせず、観客が立ち上がったり踊ったりできる「感覚配慮型映画」の特別上映を開催しています。4月に開催される上映会に家族で足を運び、映画を新たな視点で体験しながら仲間と出会いましょう。
読書で学ぶ
自閉症に関する知識を深めるための書籍は多数あります。動物行動学者で自閉症当事者のテンプル・グランディン著『Animals in Translation』は、科学的視点と自閉症の特性が融合した一冊です。また、オーティズムを抱える主人公が登場する小説として、アンティネット・ヴァン・ヒュゲンのスリラー『Saving Max』がおすすめです。ブッククラブに参加するも、個人で読むも、読書は理解を広げる有効な手段です。
講演に参加する
自閉症を抱える家族の祖父母が創設した非営利団体Autism Speaksは、全米で講演やプレゼンテーションを開催し、研究資金の調達や政策提言、支援サービスの提供を行っています。ミッションは「自閉症の原因と治療に関するバイオメディカル研究の資金提供、公共の認知と理解の促進、保険制度や連邦予算の拡充をロビー活動で支援、そして影響を受けた家族へのサービス提供」です。公式サイトで4月開催の講演情報をチェックし、ぜひ参加してください。
