自閉症やアスペルガーなど行動課題を抱える子ども向けソーシャルストーリーの作り方

必要なもの

  • 対象となる子どもの行動課題(管理・改善したいもの)
  • 望ましい代替行動のイメージ
  • 罫線なしの紙(A4サイズ)
  • 黒のマーカー
  • ホチキス

作り方の手順

  1. 紙を準備する:罫線なしのA4用紙1枚に下書きを書き、4〜5枚を「本」として使用します。内部は6〜8ページ(半ページ)で構成し、表紙と「おしまい」用に2枚追加します。
  2. 伝えたいポイントを整理する:各ページに1つのポイントを配置し、行動目標に向かう流れを作ります。ページ番号は1から始め、最後は「おしまい」にします。
  3. 問題行動を肯定的な行動に置き換える:例として「先生の指示に従わない」→「学校で指示に従う」など、望ましい行動を設定します。
  4. シーンをポジティブに描く:学校での楽しい場面や先生との関わりを簡潔に(3〜4文)書き、子どもが安心できるようにします。可能なら一人称で書くと効果的です。
  5. 重要な要素に注目させる:先生や指示など、行動変容に必要な要素を強調し、子どもの注意を引きます。
  6. 望む行動を具体的に示す:「指示のときは先生の目を見る」など、否定形ではなく肯定形で表現します。
  7. メリットを伝える:「先生の言うことを考えると、覚えやすくなるよ」など、行動の利点を示します。
  8. 目標行動を提示する:「最後に、できるだけ指示に従う」など、具体的な目標を示します。
  9. 変化への対応策を入れる:「指示が分からないときは質問する」など、予想外の状況への対処法を添えます。
  10. 補助的なヒントを加える:「指示を書き留めると覚えやすい」など、実践的なコツを示します。
  11. 前向きに締めくくる:「指示に従うと、先生がたくさん教えてくれる」など、肯定的な結びで終えます。
  12. イラストを添える:シンプルな顔や矢印など、テキストを補完するイラストを各ページに配置します。複雑にする必要はなく、子どもが文字を読めなくても意味が伝わる程度で構いません。
  13. 製本する:各ページを半ページずつに分け、表紙と「おしまい」ページを加えてホチキスで留めます。

完成したら、子どもに何度も見せて読み返す練習をさせましょう。繰り返し読むことで、行動の定着が期待できます。

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