子どものアスペルガー症候群の特徴と見分け方
アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの一つで、外見上は「個性的」や「変わっている」だけに見えることが多く、診断が遅れることがあります。子どもが単にユニークなのか、アスペルガー症候群の特性を併せ持っているのかを見極めるポイントをご紹介します。
対人関係のスキル
アスペルガーの子どもは人間関係の微妙なやり取りを理解しにくいです。順番や譲り合いの概念が分からず、遊びの中で順番待ちができなかったり、会話を独占したりします。また、目線を合わせることが少なく、会話の途中で相手の発言を遮ることがあります。
共感と理解
他者の感情や視点を把握しにくいことがありますが、感情がないわけではありません。論理的に考える傾向が強く、たとえば「死は自然なことだから悲しむ必要はない」といった理屈で説明してしまうことがあります。しかし、相手が悲しんでいるときには慰めようとする姿勢は見られます。
興味・集中力
特定のテーマに強い関心を示し、ほかのことに興味を示さないことがあります。一つ、二つの分野に深く没頭し、膨大な知識を蓄えることが特徴です。
コミュニケーション
語彙が豊富で文法的に正確な言葉遣いができても、皮肉や慣用句を理解できません。話し方がやや形式的で、身体言語や非言語的なサインを読み取るのが苦手です。
認知能力
知能は平均以上であることが多く、興味のある分野では非常に高度な知識を持ち、他者にそれを共有したがります。
身体的特徴
運動協調性が低く、歩き方や走り方がやや不安定に見えることがあります。独特の歩幅やぎこちない動作が見られることがしばしばです。
