言語発達を活用した自閉症の早期発見ガイド
はじめに
自閉症は血液検査や画像診断だけでは判定できません。そのため、保護者は子どもの言語発達を観察することで早期に兆候を見つけることが重要です。個々の発達速度は差がありますが、チェックすべき基本的なマイルストーンがあります。
必要なもの
- 小児科医
- 聴覚専門医
- ペン
- ノート
観察と記録の手順
子どもが自分の名前に反応し始めたらチェックします。1歳になるまでに自分の名前を認識し、呼ばれたら振り向くはずです。また「ママ」や「パパ」も同時期に覚えているか確認しましょう。
新しい単語を発した日付をノートに記録します。最初の単語、最初の文、その他の言語マイルストーンを時系列で残すと、発達の傾向が見えやすくなります。名前への反応や、会話の相手が変わったときに子どもがどのように反応するかも書き留めておきましょう。
子どもが仲間とコミュニケーションを取る際のパターンを観察します。自閉症の子どもは一方的に話し続け、相手の割り込みや質問を受け付けないことがあります。
繰り返し同じ言葉を使う傾向がないか注意します。適切でない場面で同じ語句を何度も繰り返す場合、言語発達に課題があるサインかもしれません。
名前や指示に反応しない場合は、聴覚専門医に検査を依頼します。自閉症の子どもは聴力は正常範囲にあることが多く、名前に反応しないのは別の要因です。
言葉以外のコミュニケーション手段もチェックします。指差しや物を取ろうとする行動で意思表示をすることがあります。
