感覚処理障害(SPD)を持つ子どもを落ち着かせる方法
はじめに
感覚処理障害(Sensory Processing Disorder、SPD)を持つ子どもは、エネルギーレベルの調整が難しいことがあります。時には「はしゃぎすぎ」や「過活動」に見え、別の時には極端に疲れてしまうこともあります。子どもの状態に合わせた「感覚ダイエット」と呼ばれる一連の活動やセラピーを取り入れることで、行動のバラつきを減らし、学習や社会的交流に最適なエネルギーレベルへ導くことができます。
必要なもの
- ガムや他の噛みごたえのある食品
- ヨーグルトとストロー
- トランポリン
- 回転できる椅子
- 大きめのエクササイズボール
手順
子どものエネルギーレベルが高いか低いかを判断します。外見から分かることが多いですが、たとえば泣きわめいているときにフラストレーション耐性が低い場合は、実はエネルギーが過剰なサインです。
エネルギーが高い場合は、感覚刺激を与えて落ち着かせる食品を試します。噛む・吸う動作が必要なものが効果的です。ガム、タフィー、フルーツロールアップ、にんじんやセロリなどのシャキシャキした野菜、ストローで吸う飲み物(濃厚なスムージーやヨーグルト)などを用意しましょう。
高エネルギー状態の子どもを落ち着かせる身体的活動として、トランポリンでジャンプ、回転椅子で回る、エクササイズボールでバウンドするなどがあります。
感覚刺激を与える遊びとして、粘土、水、乾燥した米や豆、砂があります。温かい水槽や砂場で遊ばせたり、バケツと筆で「絵を描く」ように水で塗ったり、米や豆の入った箱に小さなおもちゃを隠して探させると良いでしょう。
エネルギーが低いときは、上記の食品や活動を逆にエネルギーを上げる手段として利用します。各手法を個別に試し、効果があったかどうかを記録してください。
その他の有効な活動例:掃除機を押す、階段で本や重いものを運ぶ、窓拭きをするなど。これらは子どもの感覚統合に役立つだけでなく、保護者にも運動効果があります。さらに多くの落ち着かせる・エネルギーを高めるアイデアは下部のリソースをご参照ください。
効果があった食品や活動をログに残し、次回の作業療法士(OT)への相談時に持参しましょう。
