グレード1の脊椎すべり症とは?
脊椎すべり症は、椎骨の一つが下の椎骨に前方へすべり込む状態で、主に腰部に起こります。スポーツ外傷や先天性異常、加齢などが原因です。グレード1はこの疾患の中で最も軽度です。
重症度
脊椎すべり症は重症度でグレード付けされ、グレード1が最も軽度、グレード5が最も重度です。グレード1では椎骨が前方に約25%ずれます。
症状
多くのグレード1脊椎すべり症患者は症状がありません。症状が出る場合は、運動後の背部痛、脚のしびれや痛み、尿や排便の失禁など、軽度です。
タイプ
脊椎すべり症には主に2つのタイプがあります。後天性は高齢者に多く、繰り返しの動作や急性外傷が原因です。先天性は子供時代に発生し、後で診断されることがあります。
頻度
女性の約3%、男性の約6%が脊椎すべり症を持ちます。特に9〜14歳の子供や、激しい身体活動を行うアスリートに多く見られます。
治療
グレード1の脊椎すべり症は、痛みや腫れを抑える薬物療法と安静、続いて理学療法が中心です。手術はほとんど必要とされません。
