深部静脈血栓症(DVT)のコーディング方法
深部静脈血栓症(DVT)は、脚や大腿部の深部静脈に血栓ができる状態です。ほとんどは治療で解消しますが、血栓が剥離すると肺に達し肺塞栓症となります。国際疾病分類(ICD)は DVT などの医療条件にコードを付与します。ICD は世界保健機関が出版・著作権を保有し、9版臨床修正版(ICD‑9‑CM)は米国政府が発行しています。
コーディング手順
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ステップ 1: 患者のカルテを確認し、DVT が急性であるかを判断します。ドップラー超音波で DVT が確認され、抗凝固薬の新規処方がある場合は、コード 453.4(下肢深部血管の急性血栓塞栓症)を使用します。5 桁目で部位を示します:0=「深部血栓症(特定なし)」「NOS」、1=「大腿部・腸骨・膝窩・上腿(NOS)」、2=「腓骨・脛骨・下腿(NOS)」。
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ステップ 2: DVT が過去のもので、現在も治療中(慢性または解決途中)かどうかを確認します。慢性/解決途中の DVT にはコード 453.5(下肢深部血管の慢性血栓塞栓症)を使用し、5 桁目で部位を示します:0=「下肢深部血管全体」、1=「近位下肢深部血管」、2=「遠位下肢深部血管」。さらに、抗凝固薬の長期使用を示すコード V58.61 を併記します。
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ステップ 3: DVT が完全に消失し、活動性がないことを確認します。再発リスクのため抗凝固薬のフォローアップ処方がある場合でも、これは「既往」の扱いです。この場合はコード V58.61(抗凝固薬の長期使用)と、個人の血栓症既往を示すコード V12.51 を使用します。
