プロゾーン現象とは何か
免疫測定(イムノロジカル・アッセイ)
血清中の免疫グロブリン濃度は、骨髄腫などの重篤な疾患で異常に上昇することがあります。免疫測定は、これらの濃度を評価し、疾患の診断や除外に利用されます。
偽陰性(フォールス・ネガティブ)
偽陰性とは、実際には免疫グロブリンレベルが異常であるにもかかわらず、測定結果が正常と示される状態です。診断ミスにつながるため、注意が必要です。
プロゾーン現象
プロゾーン現象は、抗体または抗原が極端に高濃度で存在するために起こる偽陰性です。たとえば、骨髄腫の重症例で血清免疫グロブリンが大量に増加した場合に観察されます。
影響を受けやすい測定法
プロゾーン現象は、免疫濁度法(immunoturbidimetric)、ワンステップ免疫測定法、免疫フェロメトリック測定法など、免疫グロブリンを測定する各種アッセイで報告されています。
検出方法
プロゾーン現象の有無は、試料を希釈したものと未希釈のものの両方で測定することで確認できます。希釈試料の結果が未希釈試料より高い場合、プロゾーン効果が疑われます。複数試料をプールして一括で確認する方法も有効です。
