脾臓の血液に対する役割
血液の濾過
脾臓の主な機能は血液を濾過することです。血液が脾臓を通過すると、古く変形した赤血球や損傷した赤血球を検出し、除去します。これらの不要な赤血球は、マクロファージと呼ばれる大型の白血球により分解されます。
有用な血液成分の回収
赤血球が分解されると、鉄などの有用な成分が回収されます。鉄はフェリチンやビリルビンの形で骨髄に戻り、ヘモグロビンという重要な血液タンパク質の合成に利用されます。ヘモグロビンは肺から全身へ酸素を運搬します。
血液の貯蔵
脾臓の血管は拡張でき、約200ml(約1カップ)の血液を貯蔵できます。出血などで血液が不足した際には、貯蔵された血液が血流に放出されます。
免疫システムのサポート
脾臓は免疫系の重要な構成要素でもあり、血液中の病原体を除去する役割を果たします。
考慮すべき点
脾臓がなくても生活は可能です。リンパ節や肝臓が脾臓の機能の多くを代替しますが、脾臓がないと感染症にかかりやすくなるリスクがあります。
