血栓の検査方法

血栓は主に脚の静脈で発生しますが、腕や心臓でもできることがあります。血栓が血流に乗って肺へ移動すると肺塞栓症を引き起こす可能性があり、早期の診断と治療が重要です。

必要な検査

  • 静脈造影(Venography)
  • 超音波検査(Ultrasound)
  • MRI(磁気共鳴画像)
  • 血液検査
  • 肺血管造影(Pulmonary angiogram)

検査手順

  1. 静脈造影:足や足首の静脈にカテーテルを挿入し、造影剤を注入してX線撮影します。血管の形態がはっきりと映り、血栓や閉塞部位を確認できます。
  2. 超音波検査:非侵襲的に膝の裏側や大腿部の血栓を検出します。トランスデューサーで高周波音波を血管に当て、反射波を画像化します。
  3. MRI:費用が高いため、妊婦や腎機能が低下して造影剤が使用できない患者など、特別なケースで実施します。磁場と無線波で血栓の位置を詳細に描出します。
  4. 血液検査:血栓が再発しやすい人や家族歴がある人に行い、遺伝的な凝固異常や抗凝固薬の必要性を評価します。
  5. 肺血管造影:他の検査で血栓が見つからない場合の最終手段です。大腿部または鼠径部の大静脈からカテーテルを肺動脈へ進め、造影剤を注入しX線で肺血管を撮影します。

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