血栓の症状と警告サインの見分け方

深部静脈血栓症(DVT)

足の片方(特にふくらはぎ)に腫れ、痛み、圧痛が現れます。患部は温かく感じ、皮膚が変色することもあります。

立ち上がったり歩いたり、足首を曲げたときに痛みが増すことが多いです。血管が太く見え、青みがかっていることもあります。


肺塞栓症(PE)

突然の息切れや、深く呼吸しにくさを感じます。胸の痛みは呼吸や咳、横になると悪化します。

心拍が速くなる・不規則になる、過度な発汗、めまい、さらには血痰(血が混じった痰)を伴うことがあります。


脳血栓(脳卒中)

顔・腕・脚の片側に急に脱力やしびれが現れます。言葉が出にくい、聞き取りにくいといった言語障害も起こります。

突然の視力低下(ぼやけや二重視)や、普段とは違う激しい頭痛、めまい、混乱、バランス感覚の喪失が見られます。


心筋梗塞(心臓発作)

胸の中央部や左側に持続的な圧迫感・重さを感じ、まるで重いものが乗っているようです。

痛みは肩、腕、首、背中、顎へ放散し、息切れ、発汗、吐き気、めまいを伴うことがあります。極度の疲労感や不安感も見られます。


表在性血栓性静脈炎

皮膚すぐ下の表在静脈が炎症を起こし、赤みや腫れ、熱感が現れます。

患部は触れると痛み、硬いロープのように感じることがあります。


血栓の症状は人それぞれで、無症状の場合もあります。上記のようなサインを感じたら、すぐに医療機関を受診してください。早期の診断と治療が、重篤な合併症を防ぎ、予後を大きく改善します。

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