頸椎のトーラス骨折の治療法は?

トーラス骨折とは

トーラス骨折(圧迫骨折)は、主に子どもや骨粗鬆症の方に多く見られ、骨の外側部分がたわむことで生じます。頸椎(首の7つの椎骨)の圧迫骨折は、頸部に痛みや不安定感をもたらすことがあります。

診断

  • 頸部に痛みがあり、外傷や骨粗鬆症の既往がある場合はトーラス骨折が疑われます。医師はX線、CT、MRIで骨折と脊髄損傷の有無を確認し、頸部を固定します。その後、神経機能の評価テストを実施します。

治療

  • 頸椎のトーラス骨折はまず頸部カラーで固定し、筋弛緩剤で痛みを緩和します。カラー除去後は最大12週間のリハビリテーションが行われます。骨折部位や重症度により、以下の手術が検討されます。
    • バルーン・キュフォプラスティ:バルーンを椎体内に挿入し膨らませて骨折を整復し、骨セメントで固定します。
    • 経皮的椎体形成術(椎体形成術):カテーテルを通して骨セメントを注入し、椎体を安定させます。

回復

  • 回復は骨折の程度に依存します。脊髄損傷がある場合は麻痺が残る可能性がありますが、単純な圧迫骨折は予後が良好で、首の可動域がやや制限される程度です。姿勢矯正エクササイズや首のリハビリを継続することが重要です。

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