骨折の種類と治療法
原因
骨が外部からの衝撃を受けると骨折が起こります。転倒や自転車・自動車事故、身体的虐待、疾患などが原因です。また、骨粗鬆症など骨を弱める疾患がある人は骨折しやすく、アスリートは過度の使用によるストレス骨折が起こりやすいです。
骨折の種類
- 単純骨折(閉鎖骨折):骨は折れているが皮膚は破れていません。
- 複合骨折(開放骨折):骨折と同時に皮膚が裂け、骨片が外に出ていることがあります。
- 横骨折:骨の長軸に対して直角に割れた形です。
- 緑枝骨折:子供の柔らかい骨に多く見られ、片側が折れ、反対側が曲がった状態です。
- 粉砕骨折:骨が三片以上に分割されたものです。
治療法
骨折の基本的な治療は固定です。骨折部位を動かさないようにし、治療法は装具の種類や手術の有無により分かれます。
- 外固定:石膏やガーゼ、ブレース、スプリント、包帯などで固定します。
- 内固定:手術で金属プレート、スクリュー、ピンなどを用いて骨片を固定します。
- 牽引療法:軽い引っ張りで骨を正しい位置に整える方法です。
治癒過程
骨折直後、体は自動的に修復を開始します。血腫や線維組織が形成され、保護と治癒を助けます。骨端から新しい骨細胞が増殖し、互いに向かって成長して骨折部位が閉じます。治癒には数週間から数か月かかり、医師の指示を守ることが重要です。必要に応じてリハビリテーションや理学療法が行われます。
