首の骨折に対する適切な応急処置

すぐに救急隊に連絡する

首の骨折が疑われる場合、最優先すべきはすぐに救急隊(119)へ電話し、専門的な医療支援を要請することです。救急隊が到着するまでに以下の点を確認し、できるだけ速やかに伝えてください。

  • 激しい痛みがあるか
  • 痛みの部位はどこか
  • 手足に感覚が残っているか
  • 皮下出血やあざがあるか
  • 呼吸が困難かどうか

これらの情報は、救急隊が適切な処置を決める上で重要です。

頭部と首を固定する

救急隊が到着するまで、患者の頭部と首は動かさず、元の姿勢を保ちます。意識がある場合は、落ち着いていることを伝え、体位を変えないように指示してください。意識がなくても、首や背骨をねじったり曲げたりしないように注意し、できるだけ自然な姿勢で固定します。

意識不明の場合の対処

患者が外部刺激に反応しない場合は、呼吸・脈・循環を確認します。脈は手首で測ります。重篤な場合は心肺蘇生(CPR)を行う必要がありますが、通常の CPR と異なり、頭部を後方に倒して気道を確保しません。代わりに、顎の側面に指を当てて軽く前方に開き、気道を確保します。必要なら口対口人工呼吸を行います。

どうしても患者を横に移動させる必要がある場合は、最低2名で行い、頭部・首・背骨を一直線に保ったまま慎重に移動させます。

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