顎の骨折の症状と対処法

顎の骨折(下顎骨骨折)は、交通事故、転倒、スポーツ中の衝撃、身体的暴行などの外部からの強い衝撃によって起こります。直接的な外力が顔面に加わることで、上顎骨、下顎骨、または両方が折れることがあります。顎骨折の主な症状は以下の通りです。

痛み

顎や顔面に激しい痛みを感じます。顎を動かすと痛みが増し、神経刺激による鈍痛や鋭い痛みが続くことがあります。また、腫れや内出血、圧痛も同時に見られることが多いです。

咬合不正(かみ合わせの乱れ)

顎が正しく閉じられず、上下の歯列がずれることで咬合不正が起こります。これにより、口を完全に開け閉めできず、会話や食事に支障が出ます。歯がぐらつく、欠損していることもあり、口が閉じにくくなるためによだれが出やすくなることもあります。

しびれ

下顎の歯槽神経(下歯槽神経)が損傷すると、顎先や下唇にしびれや感覚低下が生じます。神経が損傷すると感覚情報が伝わらず、チクチクした感覚や完全な麻痺が現れることがあります。

舌下出血・内出血

舌や歯茎の下に青紫色の内出血が見られることがあります。これは舌神経が損傷し、血管が破れることで起こります。味覚障害や刺激感覚の変化を伴うこともあります。

耳管の切創・疼痛

顎関節が後方へずれると、外耳道に裂傷や圧痛が生じることがあります。これに伴い、耳の痛み(耳痛、オタルジア)が現れます。

顎骨折が疑われる場合は、早急に医療機関でレントゲンやCT検査を受け、適切な固定や手術治療を受けることが重要です。

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