指の骨折について
スポーツによる指の骨折
スポーツ中に指が直接ボールやパックに当たると骨折しやすいです。野球では投球や打球が伸ばした指に直撃すると、バスケットボールではパスミスやリバウンド時に背板から跳ね返ったボールが指に当たることで骨折が起こります。ホッケーのパックやアメリカンフットボールのボールも指を折る原因になります。クォーターバックがボールをリリースした後、手が防御選手のヘルメットに当たって小指を折るケースも報告されています。
その他の原因
転倒時に手をつくことで指が折れることがあります。車のドアや窓に指を挟む事故、衝突やねじれによる外力も原因です。骨粗鬆症などで骨が脆くなっている高齢者は、軽い衝撃でも骨折しやすくなります。栄養不足や特定の骨疾患も指の骨折リスクを高めます。
症状
骨折した指は激しい痛みと腫れを伴い、触れると非常に敏感です。重度の場合、骨が皮膚を突き破り出血やあざが見られます。指が変形し、動かすことが困難になることが多いです。隣の指まで腫れやしびれが広がることもあります。
自宅での応急処置
骨折が疑われる場合は速やかに医療機関を受診してください。指を固定するために、アイスパックで腫れを抑え、棒やテープで簡易スプリントを作ることができます。レントゲンで骨折の有無と程度を確認します。皮膚を突き破った場合は出血や感染のリスクがあるため、早めの治療が必要です。
医療処置
軽度の骨折はスプリントや隣指へのテーピングで固定し、自然治癒を待ちます。骨折部位や損傷の程度に応じて、手術が必要になることもあります。手術ではピン、プレート、スクリューなどで骨を固定し、麻酔下で行われます。通常、指は6週間ほどで治癒し、リハビリで筋力と可動域を回復させます。
