手首の骨折は4年後も痛みが続くことがありますか?
骨折後の痛みが続く主な原因
- 不完全治癒:骨折部が十分に癒えておらず、痛みや不安定さが残ることがあります。
- 神経損傷:手首を走る神経が損傷すると、痛みだけでなくしびれやチクチク感が生じます。
- 関節炎:特に重症骨折や固定が不十分だった場合、手首に関節炎が発症しやすくなります。
- 腱炎:骨折後に腱が炎症を起こすと、痛みとこわばりが出ます。
- CRPS(複合性局所疼痛症候群):稀ですが、重度の疼痛、腫れ、皮膚の温度・色の変化を伴う状態です。
医師の診察が必要なタイミング
骨折から4年が経過しても痛みが続く場合、原因を正確に把握し適切な治療を受けるために専門医の診察が不可欠です。治療法としては、理学療法、薬物療法、手術などが検討されます。
痛みを和らげるためのセルフケア
- 安静にする:重いものを持ち上げる、繰り返し手を使う動作は避けましょう。
- 冷却:氷嚢や冷却パックで1回15〜20分、1日に数回行います。
- 挙上:心臓より高い位置に手首を上げ、腫れを抑えます。
- 市販の鎮痛剤:イブプロフェンやナプロキセンなどのNSAIDsで痛みと炎症を軽減します。
- 理学療法のエクササイズ:可動域と筋力を回復させ、痛みを減らす運動を行います(専門家の指導が望ましい)。
- 症状が改善しない場合は受診:ステロイド注射や手術など、追加の治療が必要になることがあります。
まとめ
手首の骨折は通常数週間で治りますが、治癒不全や合併症により長期にわたる痛みが残ることがあります。4年経っても痛みが続く場合は早めに医師に相談し、適切な治療とセルフケアを組み合わせて対処しましょう。
