骨量(骨密度)とは何か
骨量は、骨の一定体積に含まれるミネラル(主にカルシウムとリン)の量を指します。骨量は骨密度、あるいは骨ミネラル密度(BMD)とも呼ばれます。骨密度が低いと、骨折や骨粗鬆症のリスクが高まります。
骨量検査
利用できる検査は複数ありますが、最も一般的なのはデュアルエネルギーX線吸収測定(DXA)です。DXAは脊椎、股関節、全身の骨量を測定できます。
検査結果の見方
検査結果はTスコアで示され、30歳成人の「正常」なピーク骨密度に対する相対値です。Tスコアが+1〜-1の範囲は正常、-1〜-2.5は低骨密度(骨減少症)、-2.5以下は骨粗鬆症と診断されます。
骨粗鬆症
骨粗鬆症になると骨が脆くなり、骨折しやすくなります。特に股関節骨折は手術が必要になることが多く、脊椎骨折は身長低下や激しい背部痛、変形を引き起こすことがあります。
低骨量の原因
米国国立関節リウマチ・筋骨格・皮膚疾患研究所によると、遺伝的要因、若年期に十分なピーク骨量を獲得できないこと、骨に悪影響を与える疾患や薬剤、急激な骨量減少などが低骨量の原因とされています。
予防策
低骨量の予防には、カルシウムとビタミンDを豊富に含む食品の摂取、ウォーキングやジョギング、ダンスなどの体重負荷運動、禁煙、過度な飲酒の回避が推奨されます。骨減少症と診断された場合、医師は骨粗鬆症へ進行するのを防ぐ薬剤を処方することがあります。
