回旋腱板(ローテーターカフ)の損傷原因とは?
回旋腱板は、上腕部の上部に位置する4つの筋肉と複数の腱から構成され、上腕骨を固定しながら腕の回旋を可能にします。損傷は痛みを伴いますが、多くは自然に回復します。重度の場合は手術が必要になることもあります。
事故による損傷
米国整形外科医会によると、転倒や重いものを持ち上げた際に肩に痛みが再発するケースが多く報告されています。落下時に腕で衝撃を受け止めると、筋肉や腱が損傷・打撲することがあります。
また、重い物を不適切に持ち上げることでも回旋腱板に裂け目が生じることがあります。
日常生活での負担
40歳以上の方に多く見られるのは、長年の使用による自然な摩耗です。筋肉が過度に使われることで変性しやすくなり、損傷のリスクが高まります。
姿勢の悪さ
メイヨークリニックの専門家は、猫背や前傾姿勢が回旋腱板に影響すると指摘しています。首と肩が前に出ることで、周囲の筋肉や腱が圧迫され、炎症や損傷を引き起こすことがあります。
繰り返しのストレス
大工や塗装作業者など、腕を頻繁に使用する職業の人はリスクが高いです。特に頭上での動作は炎症や最終的な裂け目につながります。水泳選手やテニス・野球選手などのアスリートにも共通する問題です。
主な症状
回旋腱板の裂け目があると、腕を上げる際に痛みや筋力低下が見られます。また、肩を特定の方向に回すときにカチッと音がしたり、筋肉が細く感じられることがあります。これらの症状は外傷直後に現れることもあれば、時間とともに徐々に現れることもあります。
