股関節の可動域を広げる効果的なエクササイズ

はじめに

股関節の可動域を広げるには、適切なエクササイズが欠かせません。手術後や捻挫後のリハビリとして、ベッド上・仰向け・立位の3段階で段階的に行う方法をご紹介します。

エクササイズ手順

  1. ステップ1:ベッド上で行う簡単なエクササイズ

    術後や捻挫でベッドで安静にしている間に、足首を使って股関節を刺激します。足を上下にゆっくりと5〜10分ごとに動かし、足首を内外に回す動作を交互に行います。各方向5回、1日3〜4回繰り返しましょう。

    続いて、ベッドに足を乗せたまま膝を曲げる「ベッドサポート膝曲げ」を行います。かかとをベッドに固定し、膝が内側に入らないよう注意しながら10回、1日3〜4回実施します。

  2. ステップ2:仰向けで行う股関節ストレッチと臀部収縮

    仰向けに寝て、脚を横にできるだけ広げる外転エクササイズを行います。足を横に開いたらゆっくりと元に戻し、1日3〜4回、各10回を目安に繰り返します。

    同じ姿勢で臀部を締め、5秒間キープしてリラックスする動作を10回、1日3〜4回行います。

  3. ステップ3:立位で行う股関節の可動域拡大

    安定したテーブルや椅子の背もたれにつかまり、次の2種のエクササイズを行います。

    • 股関節伸展:足をゆっくり後方に持ち上げ、背筋を伸ばしたまま3秒キープし、床に戻す。これを10回、1日3〜4回。
    • 膝上げ:膝を胸に向かって持ち上げ、腰の高さまで上げたら3秒キープし、ゆっくり下ろす。これも10回、1日3〜4回。

注意点

エクササイズは痛みが出ない範囲で行い、無理をしないことが重要です。症状が悪化したり痛みが強くなる場合は、すぐに医師や理学療法士に相談してください。

骨・関節・筋肉 - 関連記事