痛みがなくても気になる肘の腫れ:原因と対策
原因
肘(尺骨突起)の滑液包(バース)が腫れることを肘バース炎と言います。長時間肘に頭を乗せて勉強する「学生肘」などが典型的です。繰り返しの動作で慢性化し、腫れや痛みが再発しやすくなります。
症状
多くの肘のケガは痛みを伴いますが、バース炎は必ずしも痛みがありません。肘を直接押すと痛むことがあります。赤みや熱感、腫れによる可動域の制限が見られます。重症の場合は腫れた部分をこすったときにざらつく感触があることもあります。感染が原因の場合は、インフルエンザ様の全身症状が出ることがあります。
慢性症状の対処法
まずは氷で冷やし、腫れを抑えます。肘を休め、腫れを悪化させる動作は避けましょう。サポーターやパッドで圧迫し、衝撃から守ると症状が緩和します。
痛風に伴う腫れの対策
痛風は動物性タンパク質の摂取量が影響します。肉類や魚介類を控え、尿酸の生成を抑えましょう。アルコールは減らし、特に水分を多く取ります。
腫れが強いときはイブプロフェンで炎症を抑えますが、長期使用は胃潰瘍のリスクがあるため医師に相談してください。NSAIDsが効果が不十分な場合は、ステロイド系薬が処方されることがあります。
関節リウマチの腫れへの対処
リウマチ性関節炎の場合は、まず非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用し、効果が不十分な場合はステロイド薬へ切り替えます。重症例ではコルチゾン注射で腫れと痛みを抑えることがあります。
