血清リジン測定の方法と手順
リジンは体内で合成される必須アミノ酸で、カルシウム吸収、筋肉の修復・成長、ホルモン・酵素・抗体の生成など多くの機能を担います。また、神経系を抑制し、抗痙攣作用もあります。
尿中アミノ酸検査や血漿アミノ酸検査で体内の全アミノ酸濃度を測定し、バランスの乱れを確認できます。小児の正常なリジン濃度は 19〜140 µmol/dL、成人は 32〜290 µmol/dL が目安です。
必要なもの
- 滅菌された尿採取容器
検査手順
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尿サンプルの採取
清潔採尿法に従い、まず性器部位を清拭し、皮膚からの細菌汚染を防ぎます。その後、尿道を洗浄するために少量の尿を排出し、採取カップを尿の流れの下に置いて 30〜60 mL(約1〜2 oz)を採取します。排尿を完了させたら、キャップをしっかり閉め、容器外側を拭いてから医療従事者に渡します。
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血漿アミノ酸検査の実施
医療従事者が静脈穿刺(通常は肘の内側)で血液サンプルを採取し、バクテュリンに入れて検査機関へ送ります。乳児の場合はかかとからの血液採取(かかと刺し)で、少量の血液をガラスピペットで採取し、スライドに転写します。
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結果の確認とフォローアップ
検査結果は医療従事者から受け取り、必要に応じて追加の治療や投薬が指示されます。アミノ酸バランスの異常は自己免疫疾患、代謝異常、糖尿病性ケトアシドーシス、栄養不良、関節リウマチなど様々な疾患の指標となり得ます。早期の対応が重要です。
