坐骨神経痛を悪化させないための注意点

坐骨神経は脊柱から臀部・脚の裏側を通り、足先まで伸びる体内で最も長い神経です。太さは約1.3cmで、背中や腰の痛みの原因となる坐骨神経痛(坐骨神経痛症候群)は、神経が圧迫・炎症されることで痛みやしびれが生じます。

症状

坐骨神経が炎症や圧迫を受けると、歩行・座位・仰向けでも鋭い灼熱感や鈍い疼痛が走ります。足全体に放散することもあり、筋力低下、しびれ、チクチク感が伴うことがあります。

持ち上げに注意

神経に負担をかける動作は避けましょう。重い荷物(赤ちゃんや本箱など)を持ち上げると脊柱が圧迫され、坐骨神経痛が悪化します。臀部や太ももの裏側に鈍い痛みや熱感を感じたら、すぐに重いものを持つ動作を中止してください。

ストレッチ

筋肉をほぐし神経の通り道を広げるストレッチは有効です。朝起きたときや日中に、前屈して指先を足に近づける、床に座って脚を開き足先にゆっくり手を伸ばすなどの簡単な動作を取り入れましょう。

運動

背中・腰・臀部・ハムストリングスの柔軟性と筋力を高めるエクササイズは、坐骨神経への負担を軽減します。医師や理学療法士と相談し、個々の状態に合ったプログラムを選びましょう。

痛みの緩和

市販の鎮痛剤や温・冷パックで症状を和らげることができます。温熱パッドや温浴は血行を促進し、冷却ジェルは炎症を抑えます。ただし、皮膚刺激を防ぐために、熱・冷を直接当てる時間は20〜30分以内に留めてください。

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