手根管症候群(CTS)に効果的な手首スプリントの装着方法

手根管症候群とは

手根管症候群(CTS)は、手のひら側で正中神経が圧迫されることで起こります。症状は、親指・人差し指・中指・薬指のうち半分にかけての痛み、しびれ、チクチク感です。主に、長時間のパソコン作業や繰り返しの握り、手首や指の屈曲が原因とされています。放置すると、正中神経が支配する筋肉が弱くなることがあります。

手首を中立(まっすぐ)な位置に保つことで正中神経への圧迫を軽減できるため、手首スプリントの使用が有効です。

手首スプリントの選び方と装着手順

  1. スプリントを購入する

    薬局や医療用品店で、親指用の穴があり手首全体をカバーするタイプのスプリントを選びます。多くはベルクロで調整でき、手のひら側に金属バーが付いています。

  2. サイズとフィット感を確認する

    前腕にしっかりと固定でき、血流を妨げないものを選びます。反対側の手で指2本分がスプリントの中に入る余裕があるか確認し、握り込んだときに親指の穴が自然に動くかどうかもチェックしてください。

  3. 金属バーの調整

    スプリントに付属の金属バーを取り外し、床に置いて足で踏んで曲がりを伸ばし、平らにします。多くのバーは先端が軽く曲がっており、手首をわずかに伸展させるよう設計されていますが、個人差があるため、最も中立に近い位置になるよう調整してください。

  4. 日常生活と睡眠時に装着する

    タイピング、運転、電動工具の使用、長時間の書き物など、手首や指を繰り返し曲げる作業を行う際は必ずスプリントを装着します。夜間に症状が出る場合は、睡眠中も装着して手首が屈曲しないようにしましょう。

正しい装着と使用を続けることで、正中神経への圧迫が軽減され、症状の改善が期待できます。

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