末梢神経障害について
人体には、脳と脊髄を含む中枢神経系と、脳・脊髄の外に分布する末梢神経系の2つの主要な神経系があります。末梢神経系に障害が起きると、脳と身体との情報伝達が乱れ、途切れ、または損傷し、末梢神経障害(ペリフェラルニューロパチー)となります。
種類
- 手根管症候群、糖尿病性ニューロパチー、ギラン・バレー症候群、多発性ニューロパチー、胸郭出口症候群など、100種以上の疾患があります。
原因
- 遺伝的要因、他の疾患に伴うもの、ウイルス感染や外傷後、神経の圧迫など、さまざまな要因が関与します。
症状
- しびれ、疼痛、焼けるような感覚やチクチク感、筋力低下、触覚過敏などが現れ、時間とともに徐々に悪化することがあります。
診断
- 症状が多様なため診断は難しいことがあります。医師は詳細な問診と神経学的・身体的検査を行い、必要に応じて神経生検、CT、MRIなどの画像検査を実施します。
治療
- 原因が外傷や他の疾患に起因する場合は、まずその基礎疾患の治療を行います。その上で、理学療法、作業療法、言語療法などの専門家によるリハビリや、症状緩和のための抗けいれん薬の投与が行われます。
