変性椎間板と首・背中の痛み

概要

首や背中の痛みはさまざまな原因で起こりますが、その一つが変性椎間板症です。これは椎間板が徐々に栄養と水分を失い、弾力性が低下することで慢性的に進行し、首や背中に強い痛みを引き起こします。

変性椎間板症とは

椎間板は脊椎の間にあるスポンジ状のクッションで、外側は弾性のある繊維輪、内側はゼリー状の髄核から構成されています。変性椎間板症は、時間とともに栄養と水分が不足し、繊維輪が硬くなり、髄核が外へはみ出す状態です。このはみ出しが椎間板ヘルニアとして現れます。

首の痛み(頸椎部)

頸椎にヘルニアができると、突出した髄核が周囲の神経根を圧迫し、首や肩の上部に痛みやしびれが生じます。

背中の痛み(胸腰椎部)

胸椎や腰椎でヘルニアが起こると、背中に痛みが出るだけでなく、痛みが脚や腕に放散することがあります。場合によっては、背中の痛みよりも四肢の痛みが強く感じられることがあります。

タンパク質の影響

変性した椎間板が破裂すると、髄核からタンパク質が放出され、脊髄周囲の神経を刺激します。Spine‑Health.com の Peter F. Ullrich 医師によれば、このタンパク質が神経を炎症させ、首や背中の痛みを悪化させるとされています。

坐骨神経痛(坐骨神経痛)

坐骨神経は腰部の中央から両脚へ走ります。変性椎間板がヘルニアを起こすと坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛となります。典型的な症状は腰部の痛みと、片脚に放散する痛みです。

対策と治療

早期の診断と適切なリハビリ、姿勢改善、必要に応じた医療処置が症状の進行を抑える鍵です。専門医に相談し、個別に合った治療計画を立てましょう。

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