10代の発作治療ガイド
発作とは、脳の異常で短時間の電気的放電が起こり、軽い痙攣から激しい不随意運動までさまざまな症状を引き起こす状態です。場合によっては意識を完全に失うこともあります。
10代で発作が起きやすい状況
思春期の若者が発作を起こす主な要因は、過度のアルコール摂取後の離脱や、既に発作障害(てんかん)を抱えていることです。発作障害は様々な原因で発症しますが、重要なのは適切かつ迅速な治療を受けさせることです。
治療のステップ
数分から数時間間隔で2回以上発作が起きた場合、緊急医療が必要です。連続発作(ステータスエピレプティクス)では、静脈注射によるベンゾジアゼピン系薬剤や、呼吸・血圧・心拍・体温の管理が求められます。
医師に長期投薬について相談してください。2回目以降の発作でも、場合によっては最初の発作で薬が処方されることがあります。単純発作や部分発作にはカルバマゼピンやフェニトイン、全般性(強直間代)発作にはバルプロ酸またはカルバマゼピンが一般的です。欠神発作(短時間の意識消失)にはバルプロ酸が用いられます。プリミドン、クロナゼパム、エトスキシミドなどの薬剤についても医師と相談しましょう。
処方された薬を正しく服用し、定期的に医師のフォローアップを受けることで、再発を防止できます。
ご家庭でできることは、発作の兆候を把握し、緊急時に迅速に医療機関へ連絡できるよう準備しておくことです。
