悪性脳腫瘍の主な種類と特徴

2008年、MDアンダーソンが報告したデータによると、悪性脳腫瘍の診断件数は21,800例、同年の死亡者数は約13,000例でした。以下に、代表的な悪性脳腫瘍の種類とその概要を紹介します。

グリオーマ(Glioma)

グリオーマは脳の支持細胞であるグリア細胞に発生する腫瘍です。成人脳腫瘍の約42%を占め、最も頻度の高い悪性脳腫瘍とされています。

髄膜腫(Meningioma)

髄膜腫は脳と脊髄を覆う保護膜(髄膜)から発生します。女性は男性の約2倍の頻度で罹患すると報告されています。

音響神経鞘腫(Acoustic Neuroma)

第八脳神経(聴神経)を取り巻く組織にできる腫瘍で、耳鳴りやバランス障害などの症状が現れます。

小児性髄芽腫(Medulloblastoma)

小児に多く見られる脳腫瘍で、小脳に発生します。出生後に脳内に残存した胎児細胞が原因と考えられています。

脳転移腫瘍(Metastatic Brain Tumor)

他の臓器で発生した腫瘍が血流やリンパを介して脳に転移したものです。二次性腫瘍とも呼ばれ、原発部位に応じた治療が必要です。

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