脳動脈瘤の予後

脳動脈瘤(脳動脈瘤)は、脳内の血管壁が弱くなり、血液がたまって膨らんだ状態です。多くは脳の底部や側頭部付近の血管ループに形成されますが、脳のどこにでも発生し得ます。予後は主に破裂の有無に左右されます。

分類

  • 形態別: 代表的なのは嚢状(動脈や枝に茎で付く)です。側方性は血管壁の膨らみ、紡錘形は血管壁全体が拡張します。
  • サイズ別: 小径 <11 mm を小動脈瘤、11〜25 mm を大動脈瘤、25 mm 超を巨大神経動脈瘤と分類します。

リスク

  • 破裂していない動脈瘤は症状が出ずに生涯を過ごすこともありますが、破裂すると致命的で、出血性脳卒中、血管痙攣、脳水腫、昏睡、短期・長期の脳障害などを引き起こします。

予後

  • 破裂後の予後は年齢、全身状態、既存の神経疾患、破裂部位・出血量・治療開始までの時間に大きく左右されます。若年で健康な患者ほど回復が期待できます。

治療

  • 破裂前に治療すれば予後は良好で、リハビリや回復期間が短く済みます。治療方法はクリッピングやコイル塞栓などで、重症度に応じて数週間から数か月の回復が見込まれます。

生存率

  • 破裂後24時間以内に死亡する患者は約40%、6か月以内に合併症で死亡する患者はさらに25%です。くも膜下出血を伴う場合は永続的な神経障害が残ることがあります。

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