記憶喪失(健忘症)を招く薬剤とは

誰しも時には物忘れをしますが、健忘症(アムネジア)は記憶や情報を思い出す能力が失われる状態です。多くは脳への外傷や疾患が原因ですが、特定の薬剤やアルコールも一時的な記憶喪失を引き起こすことがあります。

ベンゾジアゼピン系薬

バリウムやモガドンなどのベンゾジアゼピン系薬は、不安、睡眠障害、痙攣、筋肉痙攣、アルコール離脱症状の治療に使用されますが、一時的な健忘を引き起こすことがあります。

勃起不全治療薬

シアリス、レビトラ、バイアグラなどの勃起不全薬は、稀に「一過性全般性健忘」の副作用として記憶障害が報告されています。

スタチン系薬

高コレステロール治療に用いられるスタチン(リピトール、レバコール、プラバコール、クレストロなど)は、記憶力低下や健忘症のリスクが指摘されています。

薬物相互作用

処方薬とサプリメント、ハーブ、一般用医薬品の組み合わせが記憶障害を引き起こすことがあります。例として、オメプラゾールとアティカン、オメプラゾールとハリコンの併用が報告されています。

アルコール

アルコールは中枢神経抑制剤で、感覚の鈍化、判断力や記憶力の低下をもたらします。酩酊状態では、何をしたか覚えていないことがあります。

回復と対策

多くの薬剤性記憶障害は一時的です。服用中のサプリメントやハーブ、処方薬については必ず医師に相談し、不要な相互作用を防ぎましょう。

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