坐骨神経はどこにあるの?

坐骨神経は人体で最も太い神経で、臀部に筋肉注射を行う際に医療従事者が注意すべき部位です。坐骨神経が損傷すると坐骨神経痛(坐骨神経のニューロパチー)となります。ヘルニアによる椎間板の圧迫が主な原因です。

事実

  • 左右に1本ずつ、合計2本の坐骨神経があり、腰部(腰椎)から起始し、股関節を通って太ももの後面を下り、脚の後面へと走ります。メイヨークリニックによると、坐骨神経痛は単独の疾患ではなく、ヘルニアなど他の問題が神経に影響を与える症状です。

機能

  • 坐骨神経は膝の裏側と下腿の筋肉を制御し、下腿部、足裏の感覚も担います。そのため、神経が損傷すると歩行困難、しびれ、感覚喪失が起こります。

症状

  • 坐骨神経痛は通常片側に痛みが出ます。鈍痛から激しい痛みまで様々で、しびれ、チクチク感、筋力低下を伴います。足やつま先に感じることが多いです。排尿・排便障害が現れた場合は緊急の医療が必要です。

リスク要因

  • 年齢とともに脊椎の変化が起こり、30歳頃から椎間板の劣化が始まります。30〜40代でヘルニアが発生しやすく、座りがちな生活や糖尿病による血糖コントロール不良も坐骨神経痛のリスクを高めます。

予防・対策

  • 背筋と腹筋を鍛えるエクササイズで体幹を強化し、正しい姿勢を保ちます。デスクワークが多い場合は、エルゴノミクスに配慮した椅子と机を使用し、定期的に短い散歩やストレッチで下肢の血流を促進しましょう。

治療法

  • 理学療法、抗炎症薬、ステロイド注射、症状が重い場合は外科手術などが選択肢となります。

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