神経障害性疼痛症候群の概要と主な種類

神経障害性疼痛は、末梢神経や中枢神経系に障害が生じることで起こる痛みで、灼熱感や刺すような痛みが特徴です。糖尿病、外傷、化学療法などが原因となります。

代表的な神経障害性疼痛症候群

1. 複合性局所疼痛症候群(CRPS)

別名「反射性交感神経ジストロフィー」。外傷後に皮膚が赤くなり、痛みが広がることがあります。症状は部位の腫脹、温度感覚の変化、過敏性などです。

2. 坐骨神経痛

坐骨神経が圧迫されることで、腰部から脚部にかけて刺すような痛みやしびれが走ります。主な原因は椎間板ヘルニア、姿勢不良、過度の体重などです。

3. 脊柱管狭窄症

脊柱管が狭くなることで脊髄や神経根が圧迫され、腰部や下肢に痛み・しびれが生じます。軽度は鎮痛薬や理学療法で管理し、重度の場合は手術が検討されます。

4. 中枢性疼痛症候群

脳や脊髄の損傷(腫瘍、パーキンソン病、脳卒中、てんかんなど)に起因する慢性的な痛みです。薬物療法とリハビリテーションが中心ですが、完全に痛みを取り除く治療法は現在確立されていません。

神経障害性疼痛は原因や症候群により治療方針が異なります。適切な診断と多面的なアプローチが痛みの緩和に重要です。

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