頭部外傷が髄膜炎を引き起こすことはあるのか?
髄膜炎は脳と脊髄を覆う薄い膜(髄膜)が炎症を起こす疾患です。主に細菌やウイルス感染が原因ですが、頭部外傷や脳への損傷でも発症することがあります。症状は急速に進行し、生命に関わるため早期の医療介入が必要です。
外傷と髄膜炎
頭部外傷や脳への損傷により、髄膜炎が発症することがあります。
頭部外傷が髄膜炎を引き起こす仕組み
外傷により鼻腔内の細菌が髄膜空間に侵入しやすくなります。また、脳室シャントや関連デバイスを使用している人は、デバイスが細菌(ブドウ球菌や緑膿菌)感染の入口となり、リスクが高まります。
感染症と髄膜炎
中耳炎や乳様突起炎など、頭部や頸部の感染症が稀に髄膜炎へ進行することがあります。
髄膜炎の治療法
治療には抗生物質、コルチコステロイド、アセトアミノフェン、抗痙攣薬、酸素療法、鎮静剤、点滴などが用いられます。
髄膜炎の主な症状
症状は1〜2日で急速に現れます。主な症状は以下の通りです。
- 高熱
- 激しい頭痛
- 嘔吐
- 意識混濁
- けいれん
- 首の硬直
- 眠気
- 食欲不振
- 皮膚発疹
- 顔色が青白い
乳児の場合は以下の症状が見られます。
- 絶え間ない泣き声
- 食欲不振
- 眠気
- 体や首が硬直
- 頭頂部のくぼみ(開口部)の膨らみ
