自作腕スリングの作り方
基本的な応急処置の知識は、アウトドアで活動するすべての人にとって重要です。緊急時に備えて、手軽に作れる自作腕スリングを常備しておくと安心です。
必要なもの
- メジャー(巻き尺)
- はさみ
- ピン
- ミシン
- 丈夫な布 15インチ×25インチの正方形が2枚
- 幅2〜3インチのベルクロテープ 30インチ
作り方
- 布を重ねる
15×25インチの布を2枚、表面が向かい合うようにテーブルに置き、全周をピンで仮止めします。
- 縫い合わせる
1/4インチの縫い代で全周を縫い、布を裏返すための約3インチの開口部を残します。ピンは外します。
- 裏返して閉じる
布を表側に返し、開口部を縫い閉じます。
- ベルクロをカット
ベルクロテープを10インチと20インチの長さに切ります。
- 10インチベルクロの分割
10インチのテープを裏表に分け、ベルクロ面と非ベルクロ面をそれぞれ10インチずつにします。
- 前面に取り付け
非ベルクロ面を布の縫い目(約15インチ)に合わせて縫い付けます。これがスリングの前面(手首が出る側)になります。縫い付けた側がスリングの裏側になります。
- 布を半分に折る
布を端同士が合うように折りたたみ、腕を入れる「ハンモック」部分を作ります。
- 20インチベルクロの分割
20インチのテープも同様にベルクロ面と非ベルクロ面に分けます。
- 前面パネルに取り付け(ベルクロ面)
前面パネルの裏側、裏側から約2インチの位置にベルクロ面を1インチ幅で縫い付けます。
- 背面パネルに取り付け(非ベルクロ面)
背面パネルの裏側、裏側から約2インチの位置に非ベルクロ面を1インチ幅で縫い付けます。二つのテープが向かい合うようにします。
- 長さ調整と結合
20インチの非ベルクロ側の端を3〜4インチカットし、ベルクロ側が長くなるようにします。ベルクロ面同士を合わせて縫い付け、首の後ろに回すループ部分を作ります。
スリングの使い方
- 応急処置と連絡
救急に連絡し、可能ならば患者に背筋を伸ばして座ってもらい、腕を胸に抱えるように固定します。
- ベルトを巻く
長いベルクロテープを首の後ろに回し、未負傷側の肩の前を通って負傷側の手首前に掛け、前面の10インチベルクロに留めます。これで手首を支え、腕を体に固定します。
- 摩擦防止
首の後ろにガーゼやタオルを当て、皮膚の擦れを防ぎます。
