自宅で行う股関節骨折のリハビリテーション
股関節骨折からの回復は痛みが強く、時間がかかります。自宅での理学療法は、医師の指導のもと、日常生活を取り戻すために重要です。以下は、理学療法士の監督下で行える主なエクササイズです。
ベッド上での動き
- ベッド上で痛みなく動くことは回復に欠かせません。以下のエクササイズを行います。
- 体を横向きに転がす
- ベッド上で座り起きする
- 左右に体を移動させる
- 脚を伸ばす・曲げる
各エクササイズは10回を目安に行いますが、痛みが強い場合は少ない回数から始めてください。
ベッドの出入り
- ベッドの出入りは自宅生活の基本動作です。次の動作を練習します。
- ベッドから体を起こす
- 起き上がった状態で5フィート(約1.5m)歩く
- 歩いた後、再びベッドに戻る
これらは時間の無駄に思えるかもしれませんが、股関節周辺の安定筋を再構築する重要な訓練です。
シャワーの出入り
- ベッドの出入りと似ていますが、脚を上げて股関節を屈曲させる必要があります。歩行がウォーカーなしで安定してできるようになってから始めましょう。
- 床が濡れていることが多いため、バランス感覚も同時に鍛えられます。
ストレッチ・呼吸法
- 理学療法士は、股関節の安定性を高めるために以下のようなエクササイズを組み合わせることがあります。
- 股関節屈曲筋のストレッチ
- エラスティックバンドを使った抵抗トレーニング
- 階段でのステップアップ運動
回復段階に応じて、負荷や回数を調整します。
