尾骨骨折の症状と対処法
尾骨(尾てい骨)は、さまざまな形で骨折することがあります。転倒などで尾骨が折れると、激しい痛みとそれに伴う症状が現れます。腕や脚のようにキャストで固定できないため、回復は安静や生活習慣の工夫で促す必要があります。
診断
転倒時の強い衝撃と痛みだけで尾骨骨折と断定できません。医師は診察の上、X線やMRIで骨折か打撲かを判断します。
主な症状
- 座っているときや脚を上げるときの痛み
- 階段の上り下り時の痛み
- 尾骨周辺を触れたときの痛み
原因
- 転倒による直接的な衝撃
- 出産時に尾骨が圧迫されること(特に女性)
治療法
- 抗炎症薬で腫れを抑え、鎮痛薬で痛みを軽減
- 安静と患部への冷却(アイシング)
- 長時間の座位は痛みを悪化させるため、ドーナツ形クッションや柔らかい枕で圧迫を軽減
追加の治療
- 症状が続く場合、ステロイド注射(コルチコステロイド)を行うことがあります。数週間から数か月の痛み緩和が期待できます。
回復中の注意点
- 排便時の痛みがあるため、便秘を防ぐことが重要です。
- 尾骨が治癒するまでの間、性交時に痛みを感じることがあります。
